居眠りの街

ウトウトするかのように何かを創っていきたい。

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募集内容の話をしよう(CTHULHU FES2019編)

もちろん、11月も12月も……ファシリテーターとして引き続き遊び続けます。
まずは、CTHULHU FES2019様(https://cthulhufes2019.webnode.jp/)。ファシリテーターとしてスタートを切ったイベントで、再びゲームを回すことになりました。
ゲームは『WELCOME GUESTS』……。なのですが、CTHULHU FES限定版としてクトゥルフ神話の世界観 + 追加ルールで遊ぶ特別版

【死食教典儀の灰の上で】

となります。Twiplaにて募集を立てますが、まず募集文を考えるためにも自分の中の文章をアウトプットしておこうという魂胆です。

新たに男性版のヴィジュアルを用意してみました。書籍を燃やす写真素材とかあるんですねぇ。

内容

今回の作品は18世紀に存在したイギリスの秘密結社「ヘルファイアクラブ」が本当に悪魔崇拝を実践してしまったクトゥルフ神話の世界観。クラブは閉鎖され、主催者は身柄を拘束される前に国外逃亡する。そして最後の地として亡命先へ選んだのは日本だった。彼が持ち込んだモノは、いたってシンプルな装丁の本一冊。だが、それは発禁処分が下された後に出版された死食教典儀の削除版だった。

削除版は主催者の身元を引き受けてくれた一族に贈られることとなるが、彼らの呪術の知識は予想以上のものであり、ついには不完全な恩恵をその身に宿す【食人鬼】となった。

恩恵の代償を支払うべく、あなたたちは今宵も【ゲスト】を招き入れることとなる。

大事なことI(何を楽しむゲームなのか?)


キャラクターになりきって会話をし、雰囲気を楽しみながら積み上げられた物語を堪能する。

勝敗を決めるゲームではありません。あくまでも雰囲気・キャラクターになる体験を楽しむゲームです。クトゥルフ神話に対する知識量で有利・不利は生まれません。

大事なことII

【ゲスト】をおもてなしする一環として、食べてもOK・小道具としても利用できるお菓子をご用意しております。キャラクターになる手立てとしてご活用ください。

参加申し込み資格

事前にCTHULHU FESの入場チケットを必ずご購入いただく必要があります。
ゲームを遊ぶための追加費用はありませんので、お気軽にお申込みをご検討ください(https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/011bzj10ktd99.html)。

フェスでは14時の回と16時の回の2回を回す予定です。11/7よりプレイヤー募集を開始しております(追記)

1回目のプレイヤー募集(定員6名)

https://twipla.jp/events/418416

2回目のプレイヤー募集(定員6名)

https://twipla.jp/events/418419

実はこれで、終わりじゃありません。今回、【死食教典儀の灰の上で】の参加者全員にラブクラフティアン・手紙ホラーLARP

【インスマスの論文】

のテストキットを配らせていただきます。

アイコンを考える前に作ったメインビジュアル。WGのようにアイコンを考えねば。

手紙LARPってなに?

『自分が演じるキャラクターを身体ではなく、文字を使って表現するゲーム』日本ではPBMと言うことになるでしょう。ですが、スウェーデンはこの遊び方はLARPにカテゴライズされて、本日まで運用されています。この遊びも

ゲーム < 物語・体験

です。コマンドも物語を分岐させる選択肢も、物語を執筆してくれるライターもいません。『参加者がキャラクターとなって、遭遇した不可解な出来事を知人に知らせるために筆を取る』遊びです。 クトゥルフホラー作品に登場するような手記や手紙などの“手書きによる伝達”を実体験するわけです。
(プレイイメージが掴めない場合は、Twitterで「#仮想文通」タグをご検索ください)
大変申し訳ありませんが、テストキットのWeb配布は予定しておりません。

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手紙LARPしませんか?

なんと、5月は1回もブログを更新してませんでした(反省
3月から始めていた新しい仕事やゲムマに右往左往してましたが
………
……

あれぇ??

DESTINY2したり、仕事したり、サイトへ掲載許可をもらってないLARP系文書をこっそり粗訳したり、DESTINY2したり、仕事したり、久しぶりにモンタージュクリップを作ったり、DESTINY2をしたr……ハッハッハ(w

今年に入ってから2回もSoundCloudの容量整理をしたので、ただYouTubeにアーカイブするのも味気ないのでDESTINY2のモンタージュ作成を再開しました。それに伴い『居眠りの街』名義のチャンネルも作成してみたりして。ゆーちゅーばーへの道のりは遠いなぁ(そんなつもりは毛頭ありませんが…笑)

さて、ここからが本題。

味覚の次は、何で遊ぼうかと言うと?

私がGMとして提供させていただいている、味覚を使ったホラーLARP『TASTE』(https://cityofdaze.net/taste/)。
あえてテーブルトークRPGのように卓上で物語が進むようにしているのは、“自分の身体を使って直接キャラクターを表現するという楽しさ”を体験して欲しいし、編集の隅っこで携わっている『オールゲーマーズ』の基本コンセプトのように多種に細分化されているゲームユーザーへ「遊びの選択肢としてチラッとでも体験して欲しい」という願望があります。

味覚を使って物語を創るという選択肢の準備は、現在進行形で進んでいます。
では、その次は?

私がTASTEのテストプレイをしながら『視覚』を使いたいと考えていました。TASTEで遊ぶため毎回テーブルに「見立てのレイアウト」を施していました。でもGMの用意だけでは限りがあります。どーしたもんかなぁ?と思っていたところ木場(@84fangs)さんがWEBLARPのテストプレイを始めたりしていて

「あー。みなさん、文字だけのロールプレイいけるクチですな。文字だけといえば手紙を使った200WordRPGがあったな」

と思っていました。

そしてRootA(@Y_R_I_S)さんが「手紙LARP」と呟いていたことがあって試しに検索してみたところ

こんな結果となりました。しかも、たまに情報をつまみ食いしている海外のLARPフォーラムにタイミングよく【Lovecraftian letter larp】なんて文言を見つけてしまったので飛びつくことに(笑

元ドキュメントはクリエイティブコモンズ下で公開されていましたが、念のため英語の読み書きができる知人に協力してもらってコンタクトを取ってみることに。
「別に連絡くれなくても良かったのに(笑 」
とのことでした。
………
……

あ、はい。

でも、ちょっとした情報交換もできたし、心置きなく粗訳も公開できるし、収穫はかなりありました。
このルールの粗訳版を公開するということは、手紙LARPをやってみたいと考えています。

そもそも、手紙LARPとは?

『自分が演じるキャラクターを身体ではなく、文字を使って表現するゲーム』日本ではPBMと言うことになるでしょう。ですが、スウェーデンはこの遊び方はLARPにカテゴライズされて、本日まで運用されています。
それなら、LARPです。でも正直なところは、そんなカテゴリーを取っ払ってこの遊びに巻き込まれて欲しいです(ワガママ)

もちろん、自分の手で書いた文字以外にも、羽ペンや万年筆、インク、シール、ワックス、もしかしたら手紙に匂いをつけたりと……プレイヤーが凝れば凝るほど、キャラクターが参加者の中に鮮明に現れることになります。

これは小説を書く遊びではありません。キャラクターとして感じた気持ちを手紙へ書き、他者がそれを読んで自分の内側に積み重なっていく物語を楽しむ遊びです。

懐かしく、そして「視覚」をメインに使った新しい遊びにできると思います。

私の企みとしては、オンラインだけもしくは本当に郵送し合うことも含めて2〜3度のテストプレイを行い、その後に本命の改造を施そうと計画中です。最初のテストプレイは、「インスマスの論文」のゲーム製作者がテストプレイを予定している『7/21』開始を目指したいっ!!
あっ、どこで募集しよう!?(おぃっ


そして、本命の改造については……まだ秘密です。まずは手紙LARPの経験値が欲しい!

私の拙い訳ではありますが、ドキュメントはこちらです。なお、このドキュメントに関する苦情は(@Think_cod)へお願いいたします。

手紙LARP『インスマスの論文』ドラフト版ルール(日本語粗訳版)

ドキュメントを表示

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書く正気度が戻ってきました

フローチャート様で4/11に開催させていただいた「TASTE」試験体験会も無事に乗り切ったら、自身の正気度が枯れました(笑)
今回もプレイヤーさん達のロールプレイと、美味しいフードに助けられている状態です。

どんなお話になったかは…ネタバレはここではしません。
まぁ、写真はちょっとお見せするとして。あ、一つネタバレすると
ほしくず堂の魔法瓶が良い物語のアクセントを与えてくれました。
レイ君ありがとー!!

ちなみに、エンディングでお出ししたフードは『ハンバーグ』でした。もっと、キーワードの中にハンバーグ的なネタを入れておけば良かったなぁ、と思っております。

3回もテストプレイをしましたが、まだまだまだまだ反省・改善点は多いです。
今回は見学者者、外部スタッフ(撮影担当)といたことで、これまでとは違った視点からのアイディアも頂戴することができました。

プレイヤー様達もLARP経験をされている方が多く、感想戦の内容も聞き逃せないモノが!!
もっと、この世界へ入り込んでもらうためにも改良を続けていきたいと思います。

次の予定もうっすら見えておりますが、まだ調整中です。
さぁ、頑張って改良するぞーーー!!

3月中に見つけていた

LARP関係の記事にブックマークを付けていたヤツを、ようやく読んでメモしようと思います。

仮想通貨とレイヴとのコラボ

それは、音楽ニュースのサイトで見つけたモノでした。本来は、最先端技術力を競うお祭りとレイヴ(音楽パーティ)が合わさった「クリプトレイヴ」というイベントなのですが、今回はレイヴ会場全体でLARPイベントが催される仕様になっていたそうです。
その参加条件が

「アプリをインストールして、11時間、イベント限定の仮想通貨をマイニング(取引データを承認する作業)するためにCPUの一部を提供すること」

こうすることで、秘密の会場までの地図と3日間のイベントで演じることになるキャラクターの設定が貰えたそうでした(プロトコル研究者だったり、生体改造したり、データ記録・追跡だったりとサイバーパンクぽい?)。

実際に参加した人のレポートによれば、会場に到着したらそのキャラクターに合ったAndroid携帯が与えられ、イベント中に自分の携帯は使わないようにと言われたようでした。
携帯の中には、キャラの設定、メールアプリ、仮想通貨アプリ、睡眠追跡サービスなどがインストールされているようでした。

今回のイベントの中核となる物語は【Monero】という仮想通貨誕生に関してのようで、『スノウクラッシュ』のようにサイバーパンク×カルトのような要素も含まれていたんじゃないかとレビューをアップしてくれた人は書いています。

また、キャラクターとしてレイヴを楽しむか物語に積極的に絡むかも選択できるようでした。
今回レビューをアップしてくれた人は、物語へは積極的に絡みに行かなかったようです。
(キャラ設定のところに、物語と絡む場合は、いくつかの名前と手がかりを掘り下げてエージェントに連絡して欲しいと使命も書かれていたそうです)
と、言うのも……この人は仮想通貨を誕生させたハッカーと友人関係だったようで
「友達が殺されなくて良かった」
という感想を残しています。

この人は、イベント2日目のキャラクターをより確立させ、8時間は踊れるよう正式なトレーニングが組み込まれていたワークショップに感動していたようです。
(その中には、呼吸法、霊気、瞑想、舞踏、憑依のような踊りまで含まれていたそうです……霊気?)

  • + – + – + – + – + – + –

一つのイベントで「物語に関わる・関わらない」が選べ、関わらないとしても世界観の演出の一部として機能するというのは興味深い構成だと思いました。

『キャラクターとして集団で音楽を楽しむ』

ってどんな感じなんでしょうね?? ちゃんと、キャラ専用携帯まで持って体験してみたいですねっ!!

私もフェイクニュースが創りたいっ!!

以前見つけた「21世紀のフェイクニュース」LARP。参加レポートを見かけたら真っ先に読もうと思っていたのですが、結構反響が大きかったらしくLARP団体が内容を公開していました。

21ST CENTURY FAKE NEWS

パッと公開されたドキュメントを読んでみた感じ、フィアスコのようなキャラクター間の関係構築ルールが追加され、セッション中は大統領の支持率(人気度)も明示されてエンディングに影響を与えるようです。
元ルールでは決まっていたフェイクニュースのネタとエンディングの投票部分が決められた内容ではなくなりました。
即興性・再演のしやすさも高めているんですね。

そして、実際のニュースを使ってフェイクニュースを創り出そうとするところで政治、軍事紛争、移民、難民問題にも踏み込むかもしれないんだけど……日本だったらどんなニュースが創れそうですかね??
これ、ちょっと遊んでみたいです。

©️ Phantasmal Freeform Co-Op

TwitchでミステリーLARPが配信中

Twitchチャンネル「ScabbyRooster」では、新しいロールプレイングゲームのセッションとしてマーダーミステリーLARPのライブ配信を行なっていました(全4話)

“4人のプレイヤーは、自分が誰であるのか、あるいはどのようにしてそこに着いたのかを思い出せずに部屋にいます。彼らが知っているのは、彼らと一緒に床に死体があるということだけです – そして物事はここから悪化するだけです。”

視聴者はチャット欄で投げ銭(スーパーチャット的な?)をすることで、スモーク演出やキャラクターへの命名権、キャラクターの設定を後付けする権利などが購入できるようです。

★ 第1話(https://www.twitch.tv/videos/394716636?filter=archives&sort=time
★ 第2話(https://www.twitch.tv/videos/401835576?filter=archives&sort=time
★ 第3話(??)
★ 第4話(https://www.twitch.tv/videos/408833430?filter=archives&sort=time

あれ、3話のライブラリーがない??
TwitchにもYouTubeみたいに自動字幕表示機能が付かぬものか(笑)
でも、何言っているかわからなくても映像を見ているだけでも興味深いです。

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チェンジリングも気になるけど?

これがギガ(電波)難民か……と思う今日この頃。
wi-fi電波が割と重要な新しい案件を引き受けて、隔週で作業している場所ではかなり苦労することが発覚。
ま、まぁ……趣味資金をこさえるために頑張ろう、おー。

まだまだ、参加者募集週間

もちろん、TASTEのお話。散々お知らせをしていた、“味覚を使う”、“戦闘がない”、“正気度0スタート!?”のホラーLARP「TASTE」試験体験会。参加プレイヤー募集を始めました。会場は中野にあるボドゲバー・Flow Chart様(https://flow-chart.net/)
参加費を頂戴する以上は、体験していただいた人にがっかりさせないよう精一杯努めさせていただきます。
ぜひ、“気になる”でもリアクションをしていただけると、それも次へとつながるパワーとなります。 きっとなります……もうなってます!!(早っ

LARPで気になるネタあれこれ

今週も何か自分のゲーム用に吸収できるネタはないものかーっと粗訳していたら、色々と見かたのでブログへ改めてメモメモ。

感情的安全性のマニフェスト

日本からも参加者があった(羨ましいっ!!)2019年度Kundepunkt(デンマークで開催された国際的にロールプレイの芸術性やアイデンティティや新たなアプローチや概念を発表しあうカンファレンス)で「感情的安全性マニフェスト」を作成されました。

これは、LARPグループやカンファレンスで次に上げる問題にどのように取り組み・解決を検討したかを宣言する目安となります。

  1. 安全性の定義:「感情的安全」を定義して全員に伝えることを約束します。
  2. 包含性:多様性を認め、全員がこのLARP内に内包されていると感じさせる方法について議論することを約束します。
  3. コミュニケーション:私たちはオープンな場で思いやりのある方法を使い、批判や誤解に関しても対処していくことを約束します。
  4. 優先順位:プレイヤーの安全が「かっこいいシーン演出や没入感」よりも上回るゲームを作っていくことを約束します。
  5. 難しい選択:私たちは場の安全性を維持するために、排除などの難しい選択もすることを約束します。それは、参加者の立場がどうであれ平等に適用されることを約束します。
  6. プレイヤーの責任:プレイヤーたちにどうやってゲームと現実の境界を設定し、安全性に関するセルフケアを奨励していくことを約束します。
  7. オーガナイザーのケア:主催者・スタッフ側にどういう面で協力・ケアの助けになるか議論することを約束します。
  8. 失敗:ゲーム参加者の中で最善を尽くすことを約束します。失敗があったとしても、最善を尽くすことに変わりがないことを期待します。

などなど、これは決定稿ではなく日々更新作業が続けられています。
ゲーム参加者に関して安全性に関して色々と伝える文書は多々見てきましたが、主催者・スタッフを含めて“安全に関して”を伝えようとする試みは……一緒になっているのはなかったような? 目に見えない部分ではもちろん存在してるんでしょうけど。
ちょっと、この更新作業はチラチラチェックしておこうと思います。

【コピペ可能Webサイト】https://emotionalsafety.home.blog/

まさかの新作が発表されたと思ったら?

色々なページで“商業で一番成功したLARPルール”として紹介されることが多い、World of Darknessシリーズの吸血鬼がキャラクターとして遊べる【Mind’s Eye Theatre】。
TRPGの第5版も発売されたことだし、バージョンアップをしたり何か新作が出るのかな〜と思っていたらニュースが上がってきました。

Changeling The Dreamingの開発開始

うぉー、そっちかー(笑)あ、でもこのロゴはファンメイドなのかな??確かサードパーティだが二次創作を販売・公開できる仕組みがこのロゴだった気がするので。

チェンジリングは 日本では未訳でしたのでボンヤリとしか内容はわかりませんが、

『プレイヤーたちは妖精の魂を持って生まれた「チェンジリング」という人間が主なキャラクターとなります。本来の居場所である楽園の門が閉じられたことで魔法は忘れられ、失われつつある「夢」や「希望」を糧にして存続しています。妖精の世界では冬が来るとすべてが終わるという予言があるため、終わりのない春をもたらすことを常に試みます』

みたいな概要のようです。キャラクターは人間と妖精の魂の均衡を保たねばならないようで、LARPとして遊ぶにはなんだか一癖も二癖もあるゲームのような気がしますがどうなんでしょうね?

今は開発版のオープンベータとしてルールを掻い摘んだ無料版の公開がスタートしました。チェンジリングのことを知っていて、ささっと読める人の感想によれば
「システム部分のことばかりがチョイスされているので、これは初見の人が遊ぶものではない。まぁ、開発版だからね」
とのこと。自分でも読んでみたいんですが300ページちょっとなんですよね、これ……orz

私が遊べるか試みるには、クイックスタートガイドの登場を心待ちにする必要があるようです。

Mage the Ascension LARPの公演が決定

こちらは、今年TRPG「サイバーパンク2.0.2.0.」を基盤にしたLARP公演をするJackalope Live Action Studios がMage the Ascensionの公演『Mage The Ascension:Eclipse』を行うことを発表しました(ちゃんと商標利用などは許可を取ったそうです)。
ノワール映画のような雰囲気を目指しつつ、派閥やアデプト戦争、第2期異端審問など色々なイベントが取り入れられるようです。

それに伴い、Jackalope Live Action StudiosはLARP用のキャラクターシートをアプリで補うことも発表しました(これは非公式)
今、このアプリのデザインが素晴らしいと前評判を呼んでいます。

確かに、カッコいい! そしてMageの世界観だったらスマホを握りしめていても問題はなさそうでししね。
http://mage.jackalope-larp.com/

©️ Jackalope Live Action Studios

メトロポリタン美術館で開催されているソレは?

5/17〜19の2日間、【Murasaki’s Moon】という没入型オペラ(これまで公演したことがない場所で、場所ごとに作り上げた特別なオペラを公演すること。音楽と物語で観客と芸術性を取り込むことで、観客を物語の中にいるように仕掛けるオペラ)が公演されるようです。ムラサキムーンということは、もちろんモチーフは日本のモノ。
11世紀の日本の皇居の一員であるムラサキレディの生涯と作品にインスパイアされた劇的な物語で、レディが法廷で認められて書いた世界初の小説『源氏物語』を考察するものでもあります。

暗示的に卑猥な表現があるため、“13歳以上”という年齢制限がかけられています。また、“とても軽度な接触の可能性あり”とのことだそうです。
オペラで接触する可能性??と最初思いましたが、色々試行錯誤してるんですねぇ。

©️ osopera

ちなみに、現在『THE TALE OF GENJI』として、日本で最も有名な文学作品「源氏物語」にインスパイアされた芸術的伝統に焦点を当てた展覧会が6/16まで開催されているのだそうです。ほっほぉ〜。

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FalloutとFake Newsと

クトゥルフフェスから始まったホラーLARP「TASTE」はまだまだパッケージ化はできないものの、着実にステップアップしております。
ついに中野ボードゲームバー・フローチャート様で開催することもTwitterの方で告知させていただきました。

思えばドロッセルマイヤーズ様のボドゲ制作ワークショップが開催されていたときから年に数回お邪魔しては呑んだくれていたので(笑)
イベントとして継続的に回せるようにせねばっ!!

気になったもの色々

さて、作業の合間に気になっていたことをブログへメモし直し。

ん、Falloutの??

アートブックの邦訳版が出たてホヤホヤのFalloutシリーズ。オンラインプレイ専用の76ではプレイヤーが自警団を結成したり、ボドゲ版は拡張である「ニュー・カリフォルニア」日本語版が発売される予定だったりと、まだまだ話題が尽きそうにありません。

日本には入って来ていませんが、ウォーハンマーみたいなミニチュアゲーム版『Fallout:Wasteland Warfare』が半年前ぐらいに発売されていたりもします。ゲーム的には2人用の対戦型なのですが、1人プレイできるようにルール上に「キャラAI」が設定されていて、それが結構な好評にもなっているようです。そんな『Fallout:Wasteland Warfare』をベースに2020年TRPG化されることが発表されました。
どうもWarfareの拡張の一つとしてもTRPG化キットが出るようで、コンポーネントをすべて使用することを前提としています。完全にTRPGとして発売される方は“スタートレック・アドベンチャー”や“コナンTRPG”、“ジョンカーターTRPG”などで脚光を浴びた2D20ロールのルールが採用されるそうです。
(最初に発表された際にはユーザー間でガープスになるんじゃね?っていう話もあったそうです。確かにガープス版はありましたものね)
これの何が素晴らしいかって、どちらも公式ライセンスをちゃんと取っているってことですね。素晴らしいっ

©️ modiphius

君たち、フェイクニュースを創りたいか〜

旅一座コマドリLARP用にフリーフォーム用のネタを増やそうと思って調べていたら偶然見つけたのがこのイベント。

その日、与野党はあまりの驚きに衝撃を受けました。新しく選出された大統領は政治経験がまったくない人物で、ポピュリスト(一般大衆の利益や権利、願望、不安や恐れを利用して、大衆の支持のもとに、既存のエリート主義である体制側や知識人などと対決しようとする政治思想主義者)だが、その言動にや方針に一貫性がありません。

そのため、大統領権限によって一連のニュースを好意的に書き換えて国民に受け入れられるよう“フェイクニュース”を作る記者団が設立されました。それがプレイヤーたちです(実際の北アメリカとヨーロッパの両方からニュースが抜粋されてシナリオに組み込まれるみたいです)。

プレイヤーたちには真の役割とメディアへ与える影響が設定されています。物語が進むにつれてフェイクニュースの難易度もあがり、記者団は徐々に不協和音を強めていくことになります。 さて、どのようなエンディングを迎えるでしょうか?

8人のプレイヤーによって、だいたい6時間のセッション時間(たぶん1時間ワークショップでしょうね)を予定しているみたいです。アクション性は無く、体を動かす要素はほとんど無い代わりに頻繁に筆記することになると説明されています。

©️ Phantasmal Freeform Co-Op

原案シナリオがありました

運営サークルの情報はFacebookのみでしたが、それによるとこのイベントには原案シナリオがあるようです。
それは、ストックフォルムシナリオフェスティバル(短時間でプレイできるフリーフォーム、TRPG、LARPシナリオを投稿し、審査が通ったシナリオをひたすら遊びまくろうというイベント)に投稿されたプレイ時間約1時間程度のシナリオを複数収録した『the nano Games 2018』内にありました。Mo Holkar氏の「Fake News」がそれです。
シナリオの方は無料公開されていたので、全部読んでみました。シナリオに関してはCC表記が見当たらなかったので、今回は粗訳全文は掲載しません。一応ゲームで使用するカードまでの粗役は完了しているので機会があれば遊べまっせ(ニシシ

「Fake News」は正体隠匿系とMixされたようなLARPで、参加者は6名でそのうちの1人は裏切り者。自己紹介時にそれらの情報は秘匿されることになります。

毎回ニュースカードが手番プレイヤーによって開示され、プレイヤーたちはキャラクターになりきって案を提出。手番プレイヤーがそれをマッシュアップした後で公表をします。プレイヤーたちはそれを題材に物語を語っていきます。

手番プレイヤーが変わるときに、誰が裏切り者かを予想しておくことが推奨されています。 用意された9つのお題を使ってフェイクニュースを作り終えたら、最後の投票が始まります。

投票には4つの項目が設定されていて、誰がどの項目かを書いて投票を行います。(・独裁者と一緒に処刑されたのは?・引き続き記者団で働くのは? 政治から引退したのは? 革命の英雄は?)その結果を見ながら全員でエンディングを語って終了です。

プレイ時間は約1時間とされています。場面転換もなく記者団のデスクだけで遊べるだけのミニマムさ、即興劇スタイル、プレイヤーにインスピレーションを与えるためにカードを使うのは大変良いアイディアだと思います。というか、ほぼほぼインプロのカードゲームをやる感じなんでしょうね。

ただ、シナリオのない即興劇スタイルにしては、ゲーム開始前の情報をボカして扱うのはやや意外でした。勝ち負けを決めるわけではないゲームの中で、正体隠匿がどう物語に影響を与えるのかが個人的には興味があります。

しかし、イベントは原案の6倍の時間がかかるという事は結構な要素を盛り込んだのでしょうかねぇ??
実際のイベントは3/23とのことなので、レポートが上がるのを期待しております。

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LARPのマニフェストについて。

この話は年末年始まで遡る。
ぼんやりとLARP系のWebサイトを巡回していたときに、吸血鬼LARPと情報の共にブラジルで開催されていたLARPイベントのレポートを見かけました。

それと同時に、1冊の本がリリースされたというニュースがありました。
その書籍のタイトルは『The Jeitinho Brasileiro Manifesto』。タイトルは昔からある言い回しのようで「定められた手段や技術を使わずに、問題を即興的な策で解決するブラジルの人々の方法」みたいな意味合いを含んでいるそうです。そのタイトルから察するに「ブラジルの人々らしいLARPの遊び方マニフェスト」のようです。

マニフェストの概要

そのマニフェストの見出し概要と、書籍を発売したレーベルの人の概要紹介があったので一部を粗訳してみました。しかし、WorldofDarknessに浸っているだけあって、理解不能な比喩が多いっ!!(笑)

1.遊ぶことは触れること

接触型戦闘という意味ではなく、アフリカ人は文化的にお互いにキスをします(1回と言わず、2〜3回さえ)、私たちはお互いの手を取り、私たちは何か重要なことを言いたいときに私たちは自分の手を誰かの肩に置きます。もちろん、人以外のモノにもたくさんれます。もし、接触禁止と言われたら暴動を起こしていたでしょう。

2.プレイを追加する

ある時点で負けることは、各プレイヤーが自分のキャラクターにある物語ばかりに集中しすぎないことにあります。プレイを追加するということは勝者を見出すことです。「教育が解放されていないときには、抑圧された人の夢は抑圧者になることである」と教えられているので、勝者を見出す……相手とのコラボレーションでプレイを追加し続け、勝者と敗者のダイナミクスを残すゲームを提案するでしょう。

3.第3の川岸

ブラジルのLARPは、ノルディックLARPもSouthern Way(ニュー・イタリアンLARP)どちらもリスペクトしていますが、そのどちらにも寄らないLARP観を目指しています。
(確かに自己の深掘りや敗北の物語の次のステージへ向かっている感じが……)

4.ミニマムの追求

本書はDogma99から着想を得ていて、LARPのミニマム化・芸術性の追求に使命を感じています。
それは衣装やアクセサリーを極限まで減らすだけではなく、設定すら簡素にした即興劇LARP。空間も見立てルールを使い、ビデオカメラのレンズでは決して映らないモノを追求します。

5.LARPと人の多様性を認めること

LARPは言語であり、芸術であり、ときには仕事であると理解しています。しかし、思想であれ会場であれ見立てとのギャップは“出血”を伴います。その情報共有は重要です(他にも書いてありましたが、比喩表現が多く理解できませんでした…orz)

また、LARPの形態にも色々あることを知ることも重要です。ただ、他人の貢献を貪るのではなくLARPを遊ぶということは個人で完結しない・・・私は私だけのものではないことに興味を持つことも必要です。
(省略)
………
……

何書いてあるか読解できーーん(笑)
でも、何か見立てを駆使して遊んでいるようで、日本で遊ばれているLARPと似ているのかもしれまん。“触れ合うこと推奨で、禁止したら暴動を起こしていた”というくだりは、さすがお国柄と笑ってしまいました。

ちなみに、ブロガーさんの解説によるとブラジル初のLARPルールブックは吸血鬼LARP『Law of the Night』らしいとのこと。調べてみると、どうやらWorld of Darknessの世界観を基軸にした吸血鬼モノ……Mind’s Eye Theaterっぽいです。
さすが、商業で一番成功していると言われているLARPルールブック(笑

実は気になったことが・・・

さて、今回の記事を改めて粗訳したことで気になるものが出てきました。
それは、「Dogma99」です。

どうやら、これには「Dogma95」という元ネタがあるらしく、元々は映画が誕生して100周年の際にデンマークの映画監督たちが署名した映画制作のためのマニフェストとのこと。
このマニフェストは、過度な特殊効果やテクノロジーへの依存を拒否し、物語や役者の演技、そして主題といった映画本来の伝統的価値を高め直すことにあったようです。それは「純潔の誓い」とされ、以下の10ヶ条が設けられていました。

  • 撮影はすべてロケーション撮影によること。スタジオのセット撮影を禁じる。
  • 映像と関係のないところで作られた音(効果音など)をのせてはならない。
  • カメラは必ず手持ちによること。
  • 映画はカラーであること。照明効果は禁止。
  • 光学合成やフィルターを禁止する。
  • 表面的なアクションは許されない(殺人、武器の使用などは起きてはならない)。
  • 時間的、地理的な乖離は許されない(今、ここで起こっていることしか描いてはいけない。回想シーンなどの禁止である)。
  • ジャンル映画を禁止する(SF、ファンタジー、ホラー、アクション、ミステリーなど)。
  • 最終的なフォーマットは35mmフィルムであること。
  • 監督の名前はスタッフロールなどにクレジットしてはいけない。

2008年に公式サイトが閉鎖されたことでマニフェストが終了しましたが、LARPコミュニティがこれを模倣して“LARPを解放するためのプログラム”として1999年に「Dogma99」を発表しました(こちらも現在は公式サイトが閉鎖されている)。
これは、LARPが世の中に認知されててきた中で「LARP=ファンタジー」ではなく、ゲーム以外の「体験」と「芸術性」の可能性があると見せたかったような気がします。

  • キャラクターの過去や出来事など、歴史に書かれたことを再現するような行動をしてはいけない
  • メインプロットはない(イベントのストーリーは、各キャラクターのために書かれなければいけない
  • 情報を秘匿してはいけない(即興劇をするために、全員が等しい量の情報を持つ必要がある)
  • イベントが始まったら、GMは影響を与えられない
  • 暴力行為などを使用してはいけない
  • TRPGに触発されたLARPは受け入れられない
  • 体験や芸術性以外の目的を表すために使用してはならない
  • ゲームの仕組みを持ち込んではならない
  • 自分の作品に対してGMは必ず責任を負うこと

それ以外にも、自分が芸術家として「作品」であること認め、批判・誹謗中傷を受け止めること、LARPが不完全だった場合はプレイヤー全員に謝罪することを認めること。ゲームとしてでなく、芸術と体験の媒体開発をこれまでの人気やLARPの楽しさなどすべてを犠牲にして開発することを誓う文言なども含まれていたようです。

うーむ、これはヤリ過ぎな・・・。でも、発表された影響はかなりあったのではないかと思います。
例えば、チェンバーLARP(1つの室内で物語が完結するゲーム)や、360度没入体験ができるLARPの設計です。
もしかしたら、“キャラクターシートからの脱却”的な運動もこのマニフェストの影響があるかもしれませんね。

Dogma99の定義に準拠したらしいLARPゲームが、非商用ライセンスで無料公開されているのを見つけました。
印象的には、アメリカ人解釈のノルディックLARP(フリーフォーム)より迷走しそうです(笑)

13人の食卓

本作はDogma 99のマニフェストを完全に尊重した最初のLARPであり、一番単純な作品です。
各プレイヤーには、自分の名前とキャラクターの名前が記載されたリーフレット、さまざまなキャラクターの名前、年齢、親族関係を見つけることができる家系図が配布されます。
他にセッションに対して役立つ情報として、プレイヤー全員は家族で今日は全員揃って夕食をとることになりました。
それ以外はすべて即興です。

何度かの試遊を経て『バランスの取れたミニマム化を成功させた』と言わしめ、LARPインプロとして北ヨーロッパで確固たる地位を築いた7年後にイタリアにやってきました。

本作は、他のプレイヤーが出したアイディアを受け入れて発展させることを楽しむ作品です。名前、年齢、親族関係以外に制限はありません。あなたが口下手であっても、それは悪いことではありません。

さぁ、楽しんでください。


  • KristinHammeråsとSolveig Askim Malvikによって制作されたDogma99準拠のLARPゲーム
  • Andrea Castellaniがイタリア語版を編集
  • 思考(@Think_cod)により、日本語訳を編集・抜粋

家系図も見ましたが、本当に名前と年齢と親族関係以外記入されてない(笑)
も、もう少し何かあっても良いのではないでしょうか???
でも、魔王様が
「小難しい設定は、GMが付けなくてもプレイヤーが勝手に盛ってくれる」
と言っていたことがあったので、それはまさに真理なんだろうなーと思いつつ、今回はここまで。

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サハラと茶番フェスと謎解きと

なんだか、懐かしいタイトル構造をパクってみました(おぃ
新年早々にかなり体調を崩してしまったことで、LARP関連の興味が湧いたことはTwitterにリンクを飛ばしていたけど
全然ブログにはメモしてなかったなーと思う今日この頃。

◆ アンケート実施中

ホラーLARP「TASTE」の試験体験会を、”美味しい協力者様”の元、東京(中野)での平日開催を計画しております。
自分自身がキャラクターとなって、狂気にあふれる物語を参加者全員で作り出すゲームです。
物語を創るインスピレーションを与えるものとして、実際の飲食物を利用したりもします。
プレイ時間は、ルール説明も含めて3時間となっております。

開催に向けて、アンケートにご協力いただけるとありがたやー。

◆ では、本題

◆◆ サハラ砂漠でクトゥルフを

没入感による本気度が半端ない……とはまさにこのこと。サハラ砂漠の最も魅力的な自然の中を60人の探索者が1つの探検隊となり、技術者、管理者、軍隊、政治家、探検家、科学者そして冒険家となって4泊5日を過ごします。

この探検隊が存在するのは1934年。ヨーロッパで全体主義の最初の20が提起され、第二次世界大戦の恐怖が世界の裏で準備されている間の物語です。彼ら探検隊が探すのは、砂漠の中心に封印されているという【古代の聖典】。

物語には野心、戦争、憎しみ、愛、自己の探求も含まれていますが、根本的なジャンルは“クトゥルフホラー”。キャラクターの心理的側面、彼らの関係、彼らの行動原理、彼らのトラウマ、そして野心には必ず狂気が付きまといます。

物語もさることならが、やはりサハラ砂漠で本物のベルベルのテント、大きなパビリオン、ヴィンテージの作品、トーチ、ラグ、真のトゥアレグスタイルの枕が用意されたキャンプで夜を過ごすことがこのLARPの魅力となるでしょう。

キャラクターとして、サバイバルと共に夜空の星を見上げて……何と対面することになるのでしょう?

©️chaosleague

公式サイトはこちら

◆◆ 超悲惨なフェスをLARPとして楽しもう!

それは、NetflixやHuluが世界で最も有名な大惨事フェスティバルのドキュメンタリーとして公開したことで一躍有名になった「Fyre Festival(ファイア・フェスティバル)」。
アメリカにある小型ジェット機でしか上陸できない小さな島でバケーションを楽しみながら、音楽を楽しもうというコンセプトだったそうです
………
……

がっ!!
開催延期後に主催者が詐欺罪で逮捕される程、内情がひどいことに。
そんなフェスをLARPとして『「歴史的な精度」をもって茶番フェスを完全再現するとのこと』をしようぜっ!!
とお酒の席で冗談交じりに話していたら、あれよあれよと一人歩き。
収拾がつかなくなって、発案者が本当にイベントを企画したというのがこのLARPイベントらしい。
なんとも、Fyre Festivalのような情報の広がり方を見せ、仕舞いにはFyre Festivalの会場だった小島を管轄している行政機関が正式に使用禁止を発表した。

まぁ、それでイベントに対する熱が鎮火するわけもなく。
今は、開催場所を島ではなく「ハムトラミック全域(ミシガン州南東部の都市で、デトロイトの市域に囲まれた場所)」となっています。都市全域を島と見立てるのはいかにもLARPっぽいですが、はたしてどこまで茶番フェスを再現するのやら?

実は開催日は4/28。思ったより、間近に迫ってきていました。

◆◆ それは、今年突如として現れた

ブラジルで開催されているLARP情報と共に、2019年になってLARPに関して検索すると「Exit Room」……リアル謎解きとかリアル脱出系の情報もチラホラ検索されるようになりました。
LARPゲームというよりは、LARPの要素を取り入れているからこそ、検索されるんでしょうね。
どんどんジャンルやカテゴリーとしてのボーダーが曖昧になるのは、色々と新しい試みができて良いのではと個人的には思います。

その中で、一つ興味を持ったのは「ENIGMATIST」という公演でした。
その公演の仕掛け人は、マジシャンでありニューヨークタイムズにも掲載されているクロスワードパズル作家。

彼は、ハイラインホテルのゴシック様式のホフマンホールを1908年に奇妙な大富豪ジョージ・ファバンによって設立されたRiverbank“暗号学発祥の地”と見立て、第一次世界大戦と第二次世界大戦におけるアメリカ軍のコード破りの努力を主導し、やがてNSAの基盤となった建物に仕掛けられた謎とパズルに挑むことになります。

パズルで遊びであると同時に、パズルを学ぶことになる……LARPのようでLARPでない遊び方も今年は増えていくのでしょうね。
1月末で終了するはずだったこの公演は、評判が素晴らしく良く、3月まで期間が延長されることとなりました。

この言語の壁を突破したいものです。

公式サイトはこちら

◆◆ THE MAGIC LIFE OF V

それは、“LARPを題材にした映画”という情報だけで最初は検索された。でも、調べ直していくうちにそれはドキュメンタリー映画だということがわかりました。ノルディックLARPのことを調べていくうちに、LARPはゲームだけではなく教育や医療目的で利用されている事も知りました。この映画はまさに“医療部分”に焦点を当てた作品となっています。

ハリーポッターの世界観を使ったLARPの中で、魔法の授業の一環として行われる儀式の中で主人公の女性は子供時代の記憶を手放す意味合いを持たせることにしました。ポストアポカリプスな荒廃した世界で突然変異体を相手に戦いつつ、自分の過去へと立ち向かいます。それはフィクションとしてではなくドキュメンタリーとして、父親から受けた虐待のトラウマを克服するため、治療風景や家族との会話がLARPゲームをプレイしている光景の中に挟み込まれているそうです。

主演の女性と映画監督は別のゲームに関するドキュメンタリー作品を撮影するために出会い、そこで彼女からLARPについて教えてもらい友達になり、彼女が15年もLARPにのめり込む理由を聞きました。それが、このドキュメンタリー映画としての素材を撮影する5年間の始まりなのだそうです。

主演の女性曰く、このドキュメンタリーはトラウマと向き合い、父親と向き合い、困難に陥っている兄弟を救うことを模索する旅だと思っていたそうです。

映画の中で使用したLARPシーンはポーランドとブルガリアでのLARPゲームで、どちらもゲームを妨げないためにカメラを一切止めることはしなかったそうです。予測不可能な要素が多すぎる中、「すべてのフレームを静止写真と同じくらい良くするように心がけた」と監督は話しているようです。

もっと映画の核心に触れるような内容だったり、ドキュメンタリーを撮影するための心得や、映画監督という仕事についてインタビューでは語っているようですが、残念ながら私の読解力ではすべてを理解することはできませんでした。

でも、この作品はLARPの医療部分はもとより『自分ではない誰かを演じることに何を考え、感じるのか?』を見せてくれる映画ではないだろうか??と自分勝手に思っています。願わくば、日本でも配給されますように。

インタビューページはこちら

The Magic Life Of V – Teaser 2 from CAT&Docs on Vimeo.

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物語以外のLARP?

 冬コミ(コミックマーケット95)にブースを取ったのですが、クリエイティブAHCからの委託だけしてホゲーッとしてようと思ったものの
………
……

(・ω<) てへぺろ ← おいコラ。
別のところでアウトプットしようと思ったんですが、ついカッとなってブツを創り上げてしまいました。

 サイズはポストカードサイズです(笑)LARPのルールをあれやこれーと悩んでいるときにTwitterでボソッと呟いたシチュエーションを盛り込んで見ました。本当はフリーフォームでサクッと遊べるようにしたかったんですが、準備が割とかかると思います。

はい、今回の本題はここから!

 久しぶりに「NORDIC LARP(2010)」を開けて見ております。多分、今回のセクションに目を通し終えたら、あとはひたすらLARPゲームの紹介になるっぽいです。

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – + 以下、内容の要約+ – + – + – + – + – + – + – + – + – +

 LARPは一人称視点の観客(ようはキャラクターを演じるプレイヤー自身)のために創られるため、外から客観的に見る観客や傍観者には理解できない部分が多々あります。

 TRPGなどにもあったように、LARPも遊びが確立した1980年代にマスコミによって精神病、自殺、および悪魔の崇拝と誤ったイメージで広まってしまいました。最初はアメリカから、北欧がその現象に感染したのは1990年代だそうです。これに敏感に反応したのがスウェーデンの教師だそうで、自分で描いた著作物にも「サディズムと革命的方法を訓練するためのキャンプ」「社会を悪い方向へ変革する」など、相当書きとめたとか。

 ですが、その教師がリストアップして批判した内容は、皮肉にも『商業的および職業的環境でより有益にロールプレイングが利用でき、教育面でもっとも利用できる』ことを証明することになったそうです。

 誰かと一緒にLARPをするということは、一時的かつ一時的にコミュニティを生成します。それは、SNSのようにちゃんと機能もする重要な要素です。ロールプレイングゲームは想像の中で考えられるあらゆる世界や社会を描けるので、世界はどうあるべきか?どうするべきか?を問うこともできるので、実際の社会に対する質問を研究するツールにもなります。初見の人には良し・悪し問わず両方の選択肢を示してくれます。
 TRPGのように紙の上でその世界観を構築してそこにキャラクターとして住むより、身体を使ったリアルなシミュレーションが提供され、ユートピア的&ディストピア的、両方の説得力ある体験を容易に得られるのに役立ちます。

 そこまで読んで、10月末にWebニュースで取り上げられていたニュースを思い出しました。そこでは大学院で行われている「米国の文化がファンタジーを完全には受け入れない方法について考える」という研究にLARPも思考ツールのひとつとして利用しているとのことです。LARPの世界観を通じて文化や政治での問題が、現実でも問題になるか? 色々なアプローチでシミュレーションを行なっているそうです。このために、1992年にオリジナルファンタジーLARP「Archaea(http://archaea.org/)」が立ち上げあれ、それが今でも続いているようです。ほほぉ

 学術・教育目的のLARPというのも継続していて、EDULARP(現実世界のシミュレーションと同様に、Edularpは、特定の教育的目的および芸術的目的のために構築または選択された物理的な世界を通して体験するための物語を提供するゲーム)という名称が付けられているようですしね。博物館や展示会で行うLARPというのも、何やら期待に胸をトキめきそうです。

©️ deSubcultures

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LARPを知って、どう受け止めたのか?

※この記事は『2018年LARPアドベントカレンダー(https://adventar.org/calendars/3148)』の一環として書かれています。

 ほとんどの方がアドベントカレンダーを見て「こいつ、誰!?」と思っているはずですので、自己紹介をさせてもらいます。

 個人としては「居眠りの街」(アダマスの守り手など)という名義で活動し、グループではアナロゲーム総合誌『オールゲーマーズ』の編集・制作も行なっている「クリエイティブAHC」と「旅一座コマドリLARP」に在籍している思考(@Think_cod)と申します。現実では、鍛治師かりゅ(@yokugeki)様の赤い刀身のツヴァイヘンダーを振っておりますLv1です。

 さて、私がLARPについて知ったのは丁度1年前。『オールゲーマーズ(創刊準備号)』の企画会議の席で、“アナログゲームとしてLARPを取り上げたい”という制作総指揮の言葉から始まりました。『第1回まるごとLARP体験会(1月20日、21日)』を見学させてもらう算段が整えられており、私は土曜日に行くことになります。それに合わせて下調べしていたメモが、このブログにまだ残っています。まとめたがのがイベント2日目前という・・・。

 そのとき最初に見学させてもらったのは、DARKGAMES(https://www.darkgame.co/)様が提供されているクトゥルフホラーLARP。私は、そこで衝撃を受けたのを今でも覚えています。

『普段、TRPGセッションで紙の上&想像の中で動かしているキャラクターを自分で体現して動かしてるっ!!』

 どちらかといえば、LARPもそうですが、「TRPGとしての新しい遊び方として提唱できるんじゃないか!?」という邪な喜びも混ざっていたと思います。

 『第1回まるごとLARP体験会』後の企画会議は紛糾し、「LARPは実際に武器を振ってこそ盛り上がる」という意見と「キャラクターを自分で体現できるところに面白さがある」という意見対立の末「誌面で動きの面白さを伝えることは難しい」と意見が纏められ、創刊準備号ではコノス様の広告のみとなりました。

 自分の衝撃を上手く人へ伝えられなかった事への欲求から調べ物に熱を入れ、色々な海外サイトを横断翻訳サービス(色々なオンライン翻訳ツールを一度に実行するWebサービス)などを使って斜め読みするようになりました。

 その後、幸運にもKADOKAWA主催の『SW2.0LARP体験会』に参加することができました。初のストーリーLARP体験だったのですが、


  • セッション中、キャラシーを確認できる余裕が無いよねぇ?(GMがデータを熟知していて判定値などを教えてもらえたが、普通はこうはいかないだろうし)
  • キャラを体現してストーリーを進めるのと、判定時にいったん没入が解かれてプレイヤーに戻るテンションの差に対して折り合いが掴めめないのは自分だけ?
  • 完全初心者のフルコンタクトバトルは、レベル1具合を痛感できるとたいへんだなぁ〜。うーむ、ハードル高い?

 ストーリーLARPは面白かったのですが、この疑問をどう払拭すべきか?と悩む日々が始まりました。腐っても創作ゲームを創っている身でして、創作熱がふつふつと高まってきたわけです。そんなあるとき、調べ事をしていたら、とある見出しが目に止まりました。

【キャラクターシートからの脱却】

 そ・れ・だっ!!っと思い、以降はノルディックLARPとそのテクニックを中心に調べて行くことになります。LARPに対しての興味は尽きることなく、何度か戦闘練習会にお邪魔したり、SW2.0LARPをもう一度遊ばせてもらったり、「旅一座コマドリLARP」でEoPで遊ばせてもらっていました。

 私がLARPをどう受け止めているのか、改めて認識をしたのは『第2回まるごとLARP体験会』のときでした。アビソミニア様の『ソムニティア』を遊んで、やまでぃさん(ナゲットの御方)主催の「演武戦闘トーナメントの傍で謎解きも同時進行」するセッションに参加して、

【LARPは色々な趣向の人が参加しても、楽しく遊べるゲームだ。戦闘も魅力だが、キャラクターを自分で体現してみせるのも魅力】

と受け止めました。そして、私自身の目標として

【LARP未経験・TRPG経験者が安心して遊べる戦闘の無いゲームを作って、半歩踏み込んでもらえるようにしよう】

を固めた次第です。

こうして、クトゥルフフェスで試遊卓を立てさせてもらった『TASTE』へと繋がっていきました。

 来年の展望としては、『TASTE』と共に現在準備を進めている“他国の人がノルディックLARPに影響されて作ったLARPゲーム”を遊んでいければと思っています。勿論、演武戦闘も忘れずに! 150cmはロマンですからっ!!

 どうぞ、よろしくお願いします。

©️ City of Daze

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【 #LARP 】どうして『TASTE』はあーなったのか?

創作活動から少し距離を置いていた居眠りの街ですが、久しぶりの復帰作としてLARPのゲームを用意することになりました。
それが、2018年11月4日 CTHULHU FES 2018内で試作品ながらお披露目をする機会をいただいた『TASTE』です。元々はTwitter上のやりとりで、浮かんだ

「ボドゲカフェの一卓ぐらいのスペースか、卓上だけで完結できるゲーム」

がスタートラインでした。ただ、そうなると戦闘はできません。物語の没入感を損なわないためにキャラクターシートをテーブルの上に置くスタイルも望ましくありません。そこで目をつけたのが今年の初めから「キャラクターシートを使わない」というキャッチーな文章で興味を持ったノルディックスタイルLARPになります。ですが、今年に入って演武戦闘やストーリーLARPなどは何度か体験させてもらいましたが、ノルディックLARPが遊べる唯一の機会だけは逃してしまいました。

どうしたものかと思っていたところ、「アメリカ人がノルディックLARPの元となったフリーフォーム(準備不要、短時間単発シナリオTRPG)に興味を持って取り入れたゲーム」に何本か出会い、実際に遊ばせてもらいました。その中でLARPとして遊んでみたら?と思った味覚を使った200WordRPGチャレンジ「FEAST」とも出会い、このゲームルールの方向性は決まりました。

で、ジャンルです。最初はファンタジーの国家間戦争を食事会の席の世間話同然に進めようかとも思ったんですが、一緒にストーリーLARPを遊んでくれた人たちから出た一言。

「現代ホラーでさ、○○の肉を食べるロールプレイがね!」

はい、採用!!(笑)その後にクトゥルフも加わってくるわけです。だがしかし、ここで問題になってくるのが私の「ホラー系ゲームの経験値」となってきます。TRPGは何度かプレイヤーで遊んだことがある程度。クトゥルフ神話TRPGよりインセインの方がGMやった回数が多いという……。

LARPセッションを生まれて初めて見学させてもらったのがクトゥルフ系セッションだったので、それを参考にしようかと思ったのの、ちょっとシステムの設計思想と相反するものがあったので断念しました。

じゃぁ、どうしようかなーと思っていたところ。自分の中で「行動判定に失敗しても金(リソース)さえつぎ込めば情報が得られる」システムのα版を構想していたこともあり、

「ノルディックLARPに似せて即興劇スタイルでで設定や物語を後付けしていくのだから、キャラクター自身が喜んで正気度を邪神に差し出して真実を語りたい風にすれば良いのでは?」

こうやって、『私が思い出した“真実”を語るためなら、正気なんていりません!!(グルグル)』という設計思想に到達しました。

  • 味覚を扱うのだから、食べることに苦痛を与えないこと
  • 即興劇+ロールプレイが苦手な人のために支援ギミックが欲しい
  • 正気度は目に見えた方が良い

と、悪巧みを共有するメンツから要望があったので、正気度をカードに仕立ててロールプレイ支援と物語をどう着地したいか決を取るためのストーリーギミックとして仕立てました。自分の手番時に物語を即興で語るために捨てたカードの色の類型が多いキャラの目的がエンディングで達成されるというギミックです。(しかも、仕立てたのはフェス前日・・・。割とギャンブルでしたが、結果は良い方に傾いてくれました)

当日、使用したカードの一部(印刷データを画像化)

さてさて、実際のセッションは、まさに試作品的な内容でした。
システム面の課題、TRPGではなくLARPとしてのマスタリング不足、没入感の維持などあげればキリがないです。

ですが、参加していただいたプレイヤーの皆様に少しでも楽しんでいただけたこと、プラスのアイディアをプレイヤー達からいただいたこと、「味覚」を使っていつもと少し違う遊び方をお見せできたこともあり、CTHULHU FESで卓を用意してもらってよかったっ!と一息つけました。

また、ペンギーノキッチン様に無理を言って料理を1皿予約させてもらうのをご了承いただけたのにも、とても感謝しておりますっ!!(写真を撮り損ねたのは心残りですが)

『TASTE』の今後ですが、ひとまず目指すところは

「記憶の食い違いから生まれる、わけのわからない恐怖(またはコズミックホラー)」

と思っています。もし募集等見かけましたら、なまぬるーくお力添えいただけますと幸いです。