■ イントロダクション
魔法は異世界ファンタジーの専売特許ではない、あなたの日常の中や文芸作品にまで魔法は隠されている。そう、私たちは魔法の見つけ方を忘れているだけなのだ。
これを読んだあなたは、魔法が存在することを思い出してしまったのだ。思い出してしまったら後戻りはできない。定期的に魔法を探して、頭に言葉を留めておかなければならない。もし忘れてしまえば……世界はあなたに代償を支払わせるだろう。
■プレイに必要なもの
文庫本1冊(ライトノベル、または異世界ファンタジージャンルは除く) / 栞を複数枚/ 筆記用具
■ゲームプレイ
- 本を読み進めて印象に残ったページに必ず栞を挟む。読書を再開する際は栞を挟んだページから再開し、挟んだ栞は抜かないようにする。
- 読み終わったら、栞を挟んだ見開きページを再度読み直す。その中で、一番印象に残ったページを選出してイメージできる写真を撮るかイラストを描く。
- 写真を絵から詩や歌を作ってみよう。それが魔法の詠唱文となる。
- その詠唱を口に出して言ってみた後に、片手でできるハンドサインを考えてみよう。それが魔法を発動させるのに必要な身振りとなる。
- 魔法が発動したことで、そのページがどう変化したか140字にまとめて栞に書き込もう。
- 書き込まれた栞以外を抜いて、1から工程を繰り返す。
1冊の本に対して6回この工程を繰り返したら、この文庫本は魔導書と化してゲーム終了となる。