居眠りの街

ウトウトするかのように何かを創っていきたい。

意欲作だったらしい、ゲームブック?

『全員で1冊のゲームブックを遊ぶようなゲームスタイルがあると良いよねぇ』

という話題が私が見ているTL上ではありました。レガシーシステムや協力ゲームが盛り上がったときにその話題にもなったんだと思います。あとはFall of Magicが話題になっていた時期なので……多分去年。
………
……

実は、海の向こうでは「協力ゲー的な複数人が参加するゲームブックもどき」が10月頃に販売されていました。

そのタイトルは「レガシー・オブ・ドラゴンホールト」。世界設定は、日本でも発売されている「ルーンバウンド」の世界観をモチーフにしているとのことです。TRPGのサプリメントとして開発が発表されているよりも前にリリースはされているようですね。
デベロッパー達はこのゲームを「ナラティブ・アドベンチャーゲーム」と位置付けています。
6つの大きなシナリオが主軸にあるオープンワールド方式(広大なフィールドに様々な依頼が散らばっているコンシューマーゲームの一方式)で、ゲームマスターも必要もせず、全員で選択肢を選んで膨大な選択肢の中から自分たちだけの冒険談を創り出しましょう……とのこと。
(レビューサイトによっては、このゲームをクリアするには40時間は掛かるだろうという見立てを立ててもいました)

遊び方はTRPGと一緒で、種族・職業・キャラクターの背景を選んで自分の替わりにゲームの世界を旅するキャラクターをまずは創ります。能力値は撤廃されていて、基本的にはスキル、スタミナ(HPのようなもの)、何を経験したか・何を選択したのかを記録する項目があるようです。

ゲームは、イベント毎に3つ程度の選択肢が用意されています。読み手となっている手番プレイヤーはシナリオに指示があれば、イベントフラグにチェックを付け、シーンをリードしながら他のキャラクターをどういった行動を取るかを話し合います。
選択肢を選ぶ権利は手番プレイヤーにあります。ですが、他のプレイヤーから同意を表すトークンを回収しないと最終的な決定とはなりません。

シナリオ以外にも、選んだ選択によって受け取る事になる手紙やアイテムカードによっては更なるイベントへ巻き込まれる形となるようです。
ルールは上書きされないけど、何のイベントを選んだかによって物語が上書きされていく様子を「レガシー」と捉えているのかもしれません。

遊んでみた人の感想によると「試みは面白いけど、多人数参加型ではなく1人で遊ぶゲームブック状態から脱しきれてないところが惜しい。あと戦闘がもっさりしてるんだ」

とのこと。複数人で遊べるゲームブック構造というのはまだまだこねくり回しがいがありそう。


Also published on Medium.

カテゴリー・関連記事

銃と硝煙の世界に小指を浸けて(3)

※この内容はAHC(http://ahcahc.com)のブログにも掲載されています。最後の内容は居眠りの街だけ!! 前回は、サンプルキャラクター「バイパー」こと石林有を使って「FNファイブセブン」のフルオートモードでの […]

記事を読む

タイトルが気になっていたヤツー

タイトルが気になっていたいたけど遊んでいないボードゲームというのは、まだまだ沢山ある。 『傭兵隊長』もその1つ。 元々はEurogame版が1995年、米国版が2007年に発売されていました(日本語版は2007年版のもの […]

記事を読む

2ndはホワイトドラゴン(笑)

日本語版でもスターターセットとカードゲームが発売されて今後さらなる展開が期待される『パスファインダー』、先日ついに2nd Editionの発表がありました。 パスファインダーが発表されて、もう10年になるんですねぇ。 プ […]

記事を読む