居眠りの街

ウトウトするかのように何かを創っていきたい。

サハラと茶番フェスと謎解きと

なんだか、懐かしいタイトル構造をパクってみました(おぃ
新年早々にかなり体調を崩してしまったことで、LARP関連の興味が湧いたことはTwitterにリンクを飛ばしていたけど
全然ブログにはメモしてなかったなーと思う今日この頃。

◆ アンケート実施中

ホラーLARP「TASTE」の試験体験会を、”美味しい協力者様”の元、東京(中野)での平日開催を計画しております。
自分自身がキャラクターとなって、狂気にあふれる物語を参加者全員で作り出すゲームです。
物語を創るインスピレーションを与えるものとして、実際の飲食物を利用したりもします。
プレイ時間は、ルール説明も含めて3時間となっております。

開催に向けて、アンケートにご協力いただけるとありがたやー。

◆ では、本題

◆◆ サハラ砂漠でクトゥルフを

没入感による本気度が半端ない……とはまさにこのこと。サハラ砂漠の最も魅力的な自然の中を60人の探索者が1つの探検隊となり、技術者、管理者、軍隊、政治家、探検家、科学者そして冒険家となって4泊5日を過ごします。

この探検隊が存在するのは1934年。ヨーロッパで全体主義の最初の20が提起され、第二次世界大戦の恐怖が世界の裏で準備されている間の物語です。彼ら探検隊が探すのは、砂漠の中心に封印されているという【古代の聖典】。

物語には野心、戦争、憎しみ、愛、自己の探求も含まれていますが、根本的なジャンルは“クトゥルフホラー”。キャラクターの心理的側面、彼らの関係、彼らの行動原理、彼らのトラウマ、そして野心には必ず狂気が付きまといます。

物語もさることならが、やはりサハラ砂漠で本物のベルベルのテント、大きなパビリオン、ヴィンテージの作品、トーチ、ラグ、真のトゥアレグスタイルの枕が用意されたキャンプで夜を過ごすことがこのLARPの魅力となるでしょう。

キャラクターとして、サバイバルと共に夜空の星を見上げて……何と対面することになるのでしょう?

©️chaosleague

公式サイトはこちら

◆◆ 超悲惨なフェスをLARPとして楽しもう!

それは、NetflixやHuluが世界で最も有名な大惨事フェスティバルのドキュメンタリーとして公開したことで一躍有名になった「Fyre Festival(ファイア・フェスティバル)」。
アメリカにある小型ジェット機でしか上陸できない小さな島でバケーションを楽しみながら、音楽を楽しもうというコンセプトだったそうです
………
……

がっ!!
開催延期後に主催者が詐欺罪で逮捕される程、内情がひどいことに。
そんなフェスをLARPとして『「歴史的な精度」をもって茶番フェスを完全再現するとのこと』をしようぜっ!!
とお酒の席で冗談交じりに話していたら、あれよあれよと一人歩き。
収拾がつかなくなって、発案者が本当にイベントを企画したというのがこのLARPイベントらしい。
なんとも、Fyre Festivalのような情報の広がり方を見せ、仕舞いにはFyre Festivalの会場だった小島を管轄している行政機関が正式に使用禁止を発表した。

まぁ、それでイベントに対する熱が鎮火するわけもなく。
今は、開催場所を島ではなく「ハムトラミック全域(ミシガン州南東部の都市で、デトロイトの市域に囲まれた場所)」となっています。都市全域を島と見立てるのはいかにもLARPっぽいですが、はたしてどこまで茶番フェスを再現するのやら?

実は開催日は4/28。思ったより、間近に迫ってきていました。

◆◆ それは、今年突如として現れた

ブラジルで開催されているLARP情報と共に、2019年になってLARPに関して検索すると「Exit Room」……リアル謎解きとかリアル脱出系の情報もチラホラ検索されるようになりました。
LARPゲームというよりは、LARPの要素を取り入れているからこそ、検索されるんでしょうね。
どんどんジャンルやカテゴリーとしてのボーダーが曖昧になるのは、色々と新しい試みができて良いのではと個人的には思います。

その中で、一つ興味を持ったのは「ENIGMATIST」という公演でした。
その公演の仕掛け人は、マジシャンでありニューヨークタイムズにも掲載されているクロスワードパズル作家。

彼は、ハイラインホテルのゴシック様式のホフマンホールを1908年に奇妙な大富豪ジョージ・ファバンによって設立されたRiverbank“暗号学発祥の地”と見立て、第一次世界大戦と第二次世界大戦におけるアメリカ軍のコード破りの努力を主導し、やがてNSAの基盤となった建物に仕掛けられた謎とパズルに挑むことになります。

パズルで遊びであると同時に、パズルを学ぶことになる……LARPのようでLARPでない遊び方も今年は増えていくのでしょうね。
1月末で終了するはずだったこの公演は、評判が素晴らしく良く、3月まで期間が延長されることとなりました。

この言語の壁を突破したいものです。

公式サイトはこちら

◆◆ THE MAGIC LIFE OF V

それは、“LARPを題材にした映画”という情報だけで最初は検索された。でも、調べ直していくうちにそれはドキュメンタリー映画だということがわかりました。ノルディックLARPのことを調べていくうちに、LARPはゲームだけではなく教育や医療目的で利用されている事も知りました。この映画はまさに“医療部分”に焦点を当てた作品となっています。

ハリーポッターの世界観を使ったLARPの中で、魔法の授業の一環として行われる儀式の中で主人公の女性は子供時代の記憶を手放す意味合いを持たせることにしました。ポストアポカリプスな荒廃した世界で突然変異体を相手に戦いつつ、自分の過去へと立ち向かいます。それはフィクションとしてではなくドキュメンタリーとして、父親から受けた虐待のトラウマを克服するため、治療風景や家族との会話がLARPゲームをプレイしている光景の中に挟み込まれているそうです。

主演の女性と映画監督は別のゲームに関するドキュメンタリー作品を撮影するために出会い、そこで彼女からLARPについて教えてもらい友達になり、彼女が15年もLARPにのめり込む理由を聞きました。それが、このドキュメンタリー映画としての素材を撮影する5年間の始まりなのだそうです。

主演の女性曰く、このドキュメンタリーはトラウマと向き合い、父親と向き合い、困難に陥っている兄弟を救うことを模索する旅だと思っていたそうです。

映画の中で使用したLARPシーンはポーランドとブルガリアでのLARPゲームで、どちらもゲームを妨げないためにカメラを一切止めることはしなかったそうです。予測不可能な要素が多すぎる中、「すべてのフレームを静止写真と同じくらい良くするように心がけた」と監督は話しているようです。

もっと映画の核心に触れるような内容だったり、ドキュメンタリーを撮影するための心得や、映画監督という仕事についてインタビューでは語っているようですが、残念ながら私の読解力ではすべてを理解することはできませんでした。

でも、この作品はLARPの医療部分はもとより『自分ではない誰かを演じることに何を考え、感じるのか?』を見せてくれる映画ではないだろうか??と自分勝手に思っています。願わくば、日本でも配給されますように。

インタビューページはこちら

The Magic Life Of V – Teaser 2 from CAT&Docs on Vimeo.

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