本作はTRPGテイスト(プレイヤーが自分のキャラクターをコントロールしながら行動を判定し、物語を創る)
なストーリーテリング(ゲーム参加者全員でどんな結末であれ、物語を一緒に創り上げる)カードゲームです。
自分の手番になったらカードを出し、その内容とこれまでの話から新たな話を繋げていきます。
イベントをこなし、クライマックスの条件を満たせば、ゲーム参加者全員が勝者となります。また、イベントに失敗したりクライマックスの条件が満たせなくても物語を創れていれば、あなた達は賞賛されるでしょう。
ここは電脳都市「MIYAKO」。
ここに住んでいる全市民は、ありとあらゆる情報がネットワーク上で管理されている。
顔認識システム、GPS、社会保険番号……ありとあらゆるシステムが組み合わさった結果、私は計画犯罪に遭遇する人物【対象者】を予測する事に成功した。
それが被害者なのか加害者なのか判断できないし、身体が不自由な私「オート」では事件を未然に防げない。
私の代わりに奔走してくれる者達が必要だ。
では、彼らを紹介しよう。
価格:500円(税込)
表面にはキャラクターの『技能(スキル)』であり、
どんな行動をしたか演出するための ICONが表記されています。
裏面には、各プレイヤーが操るキャラクターや【対象者】の得意な技能、
不得意な技能を表すKEYPERSONと、
イベントが発生する場所を表すLOCATIONが
表記されています。
キャラクターの行動や演出を表すICONには次の4種類があります。
キャラクターがどんな行動を行ったり発生したかを示すテキストです。そのまま使っても良いですし、物語を創作する際の参考にしても良いです
キャラクターの行動に利用したICONによって、【対象者】の《道徳値》が変動する数値です
ゲーム中に登場する【対象者】の職業名となります。各プレイヤー達が操るキャラクターに適応するかは自由です。
キャラクターや【対象者】が得意な技能です。
キャラクターや【対象者】が不得意な技能です。
イベントが発生する場所の名前です。
今回のストーリーに関する全体の概要を表します。
【対象者】として出された【情報カード】に記載されている内容が有効になります。
手番プレイヤーは表記されているICONを使って行動判定を行おうとすると、ペナルティを受けます。
イベントが始まって最初に行動判定をするプレイヤーは、必ず表記されているICONを出してください。他のICONを利用する場合は、ペナルティを受けます。
表面、裏面ともにゲーム中に発生するイベントが2つずつ表記されています。
六面体サイコロを1つ振って、出た目の値によってどのイベントを利用するかが決まります。
どのイベントにも達成条件と、変動する《道徳値》の種類が表記されています。
どんなイベントが発生したかを示すテキストです。ストーリーテラーはそのまま使っても良いですし、脚色しても良いです。
イベントを達成するために各プレイヤーへの課題が表記されています。「自由」と表記されている場合、行動判定を行う手番プレイヤーが任意のICONを選択できます。
このイベントが発生している間、行動判定に成功すると値が増える道徳値が表記されています。行動判定に失敗すると、逆の道徳値が増えます。
+なら《正の道徳値》、-なら《負の道徳値》が増えます
イベントにはそれぞれ「1か2」「3か4」「5」「6」と、サイコロの目のどれかが割り当てられています。
1ゲームが終わると、テーブルの上にはこのようにカードが並ぶでしょう。
【対象者】は被害者だったのか?加害者だったのか?
無事に助けられたのか?事件を防止できたのか?
是非、皆様もこの物語を創ってみてください。