居眠りの街

ウトウトするかのように何かを創っていきたい。

ガックリ肩を落として帰ろうとしたら?

(前回の続きです)

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新宿紀伊国屋書店の南店洋書フロアから帰ろうとしたとき、ふと視界の隅っこにPopが見えたんです。
「2017年、一番売れたアートブック」(たしか、そんな感じ)
何のきなしに立ち止まって見たのが、スウェーデンのアーティストSimon Stålenhag氏の
『Tales from The Loop』
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……

ん? 大分昔にこの表紙を見た覚えが……。
そして、『Tales form the Loop』という字面を夏ぐらいにTwitterで見かけたような??

モヤモヤした気持ちを晴らすため帰宅の帰路で検索してみたら、週刊アスキーさんの記事がまずヒットしました。(記事ページへ
前のブログで書いたJakub Rozalski氏はポーランドの1920年にSFを共存させた作品でしたが、こちらは1980~1990年代のもう1つのスウェーデンにSF要素(ディストピア感?)を盛り込んだものとなっている。
スウェーデンは2014年に発売されていて、紀伊国屋書店に並んでいたのは英語版。2作目の『Swedish Machines, Lonely Places』は見かけなかったような? じっくりと見ていないので、もしかしたらあったのかもしれません。

コンシューマーゲームのフォールアウトなども根強い人気を誇り、そこからインスパイアされてさらに色々とディストピアな世界観のゲームも出てきている様子。
SCYTHEのウケの良さも見るに、コンシューマのみならずボードゲームにもこの流れはキテいるのかもしれませんね。
………
……

TRPGはどうなんだろうと思っていたら次の記事がヒットしました。(記事ページへ)
『Tales from the Loop』はTRPGなのかっ!!
そうだ、思い出しました。スケルトンTRPGでお世話になった「ふぇる(@feltk)」さんがツイートしてました!!

『Tales from the Loop』のアートブックと同じく舞台は1980年代の田舎町。地下には政府機関が製造したらしい謎の加速器が埋まっているためなのか、町の周辺では存在しているはずのない恐竜やら機械生物などが目撃されるようになった。
プレイヤーが演じるキャラクターは少年少女のようで、職業ではなく性格によって個性が出る。「The Loop」の力で田舎町に送り込まれた奇妙な生物や、レトロなロボットと遭遇するが、戦闘重視ではなく探索や冒険、人間関係に重きを置いているとのこと。

あ、遊んでみたいと思ったのですがクイックスタートを発見することができず。
オートマトンさんの記事にあった、ルールの基礎となっている「Mutant: Year Zero」の体験版は見つけてダウンロードすることができました。
近々、読み解こうと思います。

こういう、イラストレーターさんが創り上げたオリジナル世界観のアートワークを基盤にゲームが創られるという流れはこれから増えて行くんでしょうかねぇ??

紀伊国屋書店南館の変わりように……

私用により、今回の冬コミ(C93)はゲームマーケットなどでお手伝いしているクリエイティブAHCにお任せして都内からいなくなりました。C91、C92とご要望があった『Mission in Links』に関しては、現在『紙ゲー.net』にて無料配布しております。ちなみに、リプレイノベルは「小説家になろう」様を利用して掲載しました。気になる方がいましたら、ひとつよしなに……。

本当はフローチャートの大晦日営業で、ノンビリしようかと思っていたのですが……そうもいかず(ガックシ)

乗る電車の調整も兼ねて、紀伊国屋書店の旧南館へ。しばらく新宿へ行かない間に南館は洋書フロアしか残っていないなんて……(笑)

何を探していたかと言うとSCYTHE-大鎌戦役-のアートワークや世界観を制作されたJakub Rozalski氏のアートブック。

彼は「1920+」という世界観を構築していて、1920年代のポーランドにスチームパンクもしくはまったく未知のテクノロジーかもしれない歩行戦車やメカが登場す絵画風のイラストを数多く制作しています。
SCYTHのアートワークは、それらのイラストをふんだんに盛り込んだ100ページを超える作品なのだが、あとあと調べてみるとキックスターター以外ではネットショップ以外の取り扱いは無いらしい(アマゾンで1万円以上のプレミア価格で出てるのは、公式でもなんでもなかった)

このSCYTHE、日本以外では発売当初の2016年からカルト的な人気を誇っていてついにはデジタル版も出る事が発表された。それ以外にもSCYTHEと同じ世界観で繰り広げられるコンシューマーゲームのRTS『Iron Harvest』も発表されている。
まだ、翻訳はされていないが拡張版の発売はすでにされているようなので、2018年は動向が気になる作品になるんじゃないだろうか?

あと、アインプロージット様で装飾済みのSCYTHEがあるらしいので……タイミングを見て行ってみたい! 遊んでいたい!!

さて、DESTINY2やウィッチャー3グウェントカードゲーム、アサシンクリードオリジンズなどコンシューマーゲームのアートブックは沢山あったんですが……やっぱり見つからず。

禁書の季節になったそうです。

オンセではすっかりカワリモノなルールばかりをしていましたが、年末になってようやく国内の新作TRPG『ブラインド・ミトスTRPG』を遊ぶことができました。

力ある書物――「禁書」と、それが引き起こす事件に対抗するキャラクターたちの活躍を描くTRPGです。
プレイヤーは、〝禁書使い〟と呼ばれる、「禁書」を持つ存在となり、さまざまな「禁書」が引き起こす、不可思議な事件を解決するために活躍することになります。

この禁書、キャラクターが使う場合は何の害はないのかというとそんなことはない。自分達の思い出を失ったり改竄されるリスクを背負いながら戦っていきます。

ルールに複雑さはなく、ゲームシステム全体を通して「禁書やべーぜ!」感が表現されています。

ヒーローポイントとなる部分で実際の本が使用されるのも大きな特徴。何だか現実でも禁書を使っているんじゃないかというゲームへの引き込みもバッチリ。

TRPGのルルブは禁書ですね(*´・ω・`)b

V:tM5thのロゴが発表されたそうで。

タイトル通り。あれ、5thって発売されてたんじゃなないのか?
と疑問に思ったものの、20thアニバーサリーは4thエディションだったんだそうで。

20thアニバーサリー以降、日本ではnWoDとして知られるストーリーラインとは別ラインとして
展開を続けるんだそうです。V:tRからWorld of Darknessの世界に入った身としては
そっちの展開も気になるところ。
クイックスタートガイド以降のヤツはチェックしていなかったので、調べてみたいと思います。

ちなみに、ICv2様の方で公開されていたロゴは……少しスターウォーズを連想させるような(笑)
太めだけどシュッとしているフォントって流行りなんですかねぇ。

去年のGenconでα2版が配布されてたんですね。微かな情報を追って見た感じだと100ページ超だそうで。
もし、見かけても粗訳はこんなんそうです(トホホ)

※ ロゴを見たい人は【コチラ】から

NUMENERAというTRPGがありまして。

※この内容はAHC(http://ahcahc.com)のブログにも掲載されています

今年、続編である2の制作が発表されてキックスターターも開始された「NUMENERA」というTRPG。
SFらしいアートワークに公式サイトがないかと検索してみたら、イメージギャラリーを全面に押し出した
素敵なサイトが(http://numenera.com/)!!

あとは、『一行で語れるキャラクター』という当時見かけた紹介記事の謳い文句にも惹かれました。【○○が得意な○○の種族】でセッションができると書かれていたのです。でも、粗訳の斜め読みなので本当にそれが正しいのかはわかりません。

NUMENERAって?(2014年に粗訳)

「NUMENERA」は遥か遠い未来を舞台としたサイエンス・ファンタジー・ロールプレイングゲームです。

人類は地球に落下して、後になって地表まで浮上してきた八つの超高度な文明の残骸の中で暮らしています。人類は“第九世界人”と呼ばれています。この新しい文明の世界は、八つの文明の残骸で満たされています。大気に満ちているナノマシン達は軌道衛星を経由したデータウェブとなり、生体工学で生物を強化し、無数に存在する不思議なデバイスを形成しました。残骸に残されたこれらは「NUMENERA」として知れ渡っています。

プレイヤーキャラクター(PC)は、過去に存在していた八つの超高度な文明の遺物を見つけて、謎と危険に満ちたこの世界を探検していきます。 それは残骸の中での生活を脱却して有望ある未来を創造するためでもあります。過去の超高度な文明……「魔法」はPCの新たな運命を築く手助けとなってくれるでしょう。

私が惹かれているのには、もう1つ理由があります。3種類の種族などのキャラクターの造詣が、私がそれを遊ぶ目的でPS4を購入したといっても過言ではない「DESTINY」が再現できるのではないか? と思っている次第です。
戦士としての「グレイブ」は、DESTINYにおけるタイタン。ツールを駆使する「ジャック」は、DESTINYにおけるハンター。科学の魔法を使う「ナノス」はDESTINYにおけるウォーロックだと。
丁度、このルールの存在を知った時にDESTINY(無印)も発売されたのでイケルーと心の中で叫んでました。(でも、今回改めて斜め読みをした感じだと、ホライゾン・ゼロ・ドーンの方が正しいのか??)

私がNumeneraを知った当初は見かけなかったのですが、最近になってクイックスタートルールではなく、プレビューブックなる無料PDFがある事を知ったので早速ダウンロードしてみました。
(公開は2015年)

以下の内容は粗訳かつ斜め読みから、「こんなもんだろう」と自己解釈を加えた内容です。この内容が100%正しいわけではありません

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ようこそ、第九の世界へ

『第九の世界では、それまでの世界の驚異を発見してください。自分のためではなく、皆のために発見した驚異で現在を改善し、より良い未来を築きましょう』

本作の舞台の前に、世界は八回生まれ変わりました。それらは年齢ともイオンとも時代とも世紀とも呼ばれていたかもしれません。各世界は数千年にわたり文明が覇権を握り反映をしたが、最終的には死滅したり、離散したり、消滅していきました。その中でもすべてを超越した人類は、自分の役割を演じつつ、世界が反映と滅亡を繰り返す中で星と対話を繰り返し、物理的な身体を作り直し、形態と本質を独学でマスターしていきました。

この世界は8つの文明の上、とくに5〜8番目の文明の残骸の上に形成されています。
その土は自然物ではなく、もはや人工物です。山に見えるそれは滅亡した国の皇帝を祀った記念碑かもしれません。時折大地から感じる奇妙な揺れは王国の地盤……もしくは惑星の中心で稼働している古代のエンジンが作動しているからです。

人々にとっての、第九の世界

この世界では、これまでの世界に起こった混乱により資源に関する理解が未熟になっており、知識は不完全なものになりました。街や国にいるイオンの司祭だけは多くの知識と、物事の可能性を議論するだけの識別力を持ち合わせていますが、それでも十分ではありません。

この世界に生息する生き物や植物は、これまでの世界が作り上げた奇妙な副産物でしかありません。機械と融合したもの、別の惑星や次元から持ち込まれたものもあり、今では自然的に発生したものまであります。

人々の衣服は、現代には存在しない繊維と過去の芸術品を織り交ぜて衣服を作ります。また、古代の構造物や装備から回収した材料で鎧や武器、道具を鍛造します。材料のほとんどは金属ですが、ガラス、石、骨……または分類することができない物質もあります。

過去の遺物は生活必需品のみならず、貴重な能力も与えてくれます。
典型的な例として戦士としての「グレイブ」の力、科学の魔法「ナノス」の力、ツールを駆使する「ジャック」の力、戦い以外の恩恵を与えるアーティファクトを駆使するイオンの司祭の力があります。
それらを第九の世界にあったツール、武器などと共に与えられます。

この世界は、もはや本当の人間と呼べるべきは稀少になっています。ミュータント、交雑種、遺伝子操作体、それらの子孫などが繁栄しています。もはや、自分んおルーツを知らない者も多くなってきました。

NUMENERAとは?

これは、アーティファクト、サイファー、または奇妙なモノと呼ばれる古代の遺物です。作動させるたびに設定された効果を何度でも発揮する大規模なモノから、着用者を保護する目に見えないフォースフィールド、人や貨物を現在の場所から別の場所へ転送するモノなど、武器、防具、輸送手段、コミュニケーション手段、学習手段など……その効果は多種多様にあります。

ゲームマスターをしたいあなたへ

プレビューブックですが、あえてゲームマスターをしたいあなたへ書きます。
ゲームマスターは、途中まで普通だったゲームを驚くべきゲームへ変貌させるのに不可欠な存在です。

本作はゲームマスタリングの挑戦的な作業をできるだけシンプルにし、GMが重要なことに集中することを可能にするように設計されています。ダイスロール、修正値、ルールの細かいことを扱うのではなく、主にストーリーの流れに集中することができます。

それは、GMが唯一のストーリーテラーではないということです。セッションに参加するグループ全員がストーリーテラーとなります。では、GMの作業は何か? すべての人々の行動、反応、そして欲望を集め、セッションが始まる前に設定された背景と背景に絡めて、その場で結束的な話へ導くことです。

ルールは物語を描き、キャラクターを描写し、サイエンス・ファンタジー世界をシミュレートするあなたのツールです。

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NUMENERA公式サイトがリニューアル前に掲載していたテキストを粗訳したファイルが見つかりました。
2014年時点の情報ですが、NUMENERAについて次回も書こうと思います。